雨季のサイパンが、こんな時間から晴れ渡っているのは珍しい、と教えてくれる。
透けるような青さに惹かれて、マニャガハ行きのモーターボートを待つ間、ズボンのまま海に入ってしまった。
水が温かい。皆が病み付きになるのが良く分かる心地よさだ。
寒いと身体の故障がまとめて目を覚ます俺、水温が一番気になっていたのだが、これなら大丈夫。
宝田さんとかがみ姐さんが、向かいのホテルで氷を貰って来た。それをクーラーボックスに詰め込む。
中には、前日から仕込みをしたお弁当。
のんびり、浜辺で寝そべって弁当食って、木陰で昼寝して海に潜って…。競馬場よりいいかも。
凄いぞ、まるでリゾートを楽しむ観光客のようではないか！（いやそうなんだが）
夜は馬券で楽しもうかな。
馬券を買う前のトラブル